英会話のマスター法について最低限知っておくべき3つのこと
「どんなに良い方法を使っても、あなたが英語をマスターするのは難しい」
と僕が言ったら、みんなは驚くだろうか。
でもこれは1つの真実だし、みんなが反論できない理由を並べることもできる。
もちろん、このサイトの目的は英会話をマスターするお手伝いをすることだから、一番大切なのは「できない理由」ではなくて「どうしたら出来るようになるか?」だと思う。
目標をあきらめてしまう本当の理由
あなたは心の底で、こう思っているかもしれない。
「なんだかんだ言っても、結局英会話なんてマスターできないんじゃないかなあ?」
実はこうした疑いの気持ちは、誰の心の中にも、どんな挑戦の前でも起こることだ。
初めて長距離マラソンに出場する前に「完走できないんじゃないか?」という不安もそうだし、好きな人に告白するときに「フラれてしまうんじゃないか?」って思うのもよくあることだ。
でも考えてみて欲しい。
どうして私たちは不安になったり自信を失くしたりするのだろうか。
仕事で成功したい。
パートナーに愛される人間になりたい。
金銭的に裕福になりたい。
健康になりたい。
そうした目標は誰もが持っているものだし、実現するまでの間には困難や挫折を経験することも、ある程度予測しているはずだ。
人生をプラスに持っていくためにはある程度マイナスな出来事に出会うこともわかっている。十分な心の準備があるにもかかわらず、なぜ私たちはちょっとしたことですぐに「やっぱり自分には無理なのかな」と諦めたりしてしまうのだろうか。
実は私たちの潜在意識は、「目標達成を諦めるための理由」を常に探しているのだ。
すぐにはピンとこないかもしれないが、本当のことだ。
仕事で成功したり金銭的に裕福になったりするということは、今の自分を捨てて新しい自分になるということ。
「自分を変える」ということほど、潜在意識が恐れることはないのだ。
ちょっと思い出してみれば分かると思うのだが、あなたはパートナーや家族に「もっとこうして欲しい」「こんなふうにすれば良くなるのに」というような”今の自分の行動を変える”ことを強いられるより、「あなたのここが好き」「いつもありがとう」というような”今の自分を認められる”言葉をかけてもらった方が安心するのではないだろうか。
あるいは逆に、自分で「もっとこうした方がいい」と思っていることでも、いざ実行できるチャンスが来てもできなかったことがあるのではないだろうか。
それが良いことなのか悪いことなのかは関係ない。
自分で決めたことか、人に強制されたことかも関係ない。
要するに「今の自分」を変えないように私たちは行動しているのだ。
それが目標を達成することを難しくしている理由だ。
だから、知っておかなければならないポイントの1つは、「変わりたくない自分」の存在を認めることだ。
「変わりたくない自分」は私たちが生きている限り永遠に存在する。
そうした機能があるからこそ、生物は「生き続ける」ということに執着できるのだ。
寝ようとすればするほど寝られなくなるのと一緒で、「変わりたくない自分」を押さえつけようとしては返ってその気持ちが大きくなってしまう。
英語と収入の関係
そしてポイントの2つ目は、目標を達成するための十分な理由を持つことだ。
英語をマスターしておけば収入が増える、とか、
海外旅行に行っても楽しい、とか、
そういう理由のことだ。
あまりにも漠然とした理由ではいけないが、幸い、英語と収入の関係は2005年の調査結果がある。
約14,000人分の収入と英語力を調査し、どのような関係があるか明らかにしたものだ。
日本経済学会で大阪府立大学・鹿野繁樹講師が発表した調査結果によると、仕事で英語を使う人と使わない人の平均年収の比較で、男性では約18%、女性ではなんと約40%もの格差が見られたというのだ。
さらに、この格差は年齢が上がるほど大きくなる。
仕事で英語を使う男性は29歳以下で約17%多く収入を得ているが、これが30代になると約20%の差になり、40代で約28%、50代で約43%と、仕事で英語を使うか使わないかで差があるということなのです。
・ビジネスでは英語力が収入に直結していることを反映した結果
・英語力以外の能力も収入に反映される機会が多い男性に比べると、女性の格差は大きい
と鹿野講師は分析しています。
あなたの英語マスターの目的が、自分の可能性を広げたいとか楽しい気分を味わいたいということだったら、今まさにそれを実現している人を見つけてよく観察してみるといい。
目標がもっと具体的になるはずだ。
やらないで後悔しないために
「変わりたくない自分」に気づき、目標達成のための理由を具体的にすることができたら、あとは行動することです。
人は行動することによってのみ、気分を変えることができます。
フラれるかどうか悩んで告白しないより、いっそ告白してフラれた方がスッキリします。次の行動に移れるからです。
死を目前にした人にインタビューした調査結果があります。それらをまとめると、誰もやったことは後悔していません。やらなかったことを後悔しているのだそうです。
ずいぶん大げさな話だと思ったかもしれませんが、これが「最低限」知っておいて欲しいと僕が思ったことです。
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